人を動かすを読んだ感想
今回読んだのはこの本。 www.amazon.co.jp
人との付き合い方について書かれている本。 この本に書いてあることは、当たり前のことだけど、実践するとなるとなかなか難しいことが書かれているなという感じた。 あと、全部を100%実践してしまうと気持ち悪い人間になってしまうんじゃないかな。 なので、普段の自分の人との接し方を思い返して、取り入れた方が良いところだけ意識するようにするのがいいんじゃないかと思う。 とりあえず印象に残っているところを
- 盗人にも五分の理を認める
他人の欠点を指摘しても、相手はすぐさま防御態勢を敷いて、正当化しようとしたり、反抗したりする。
これは自分でも経験があるところで、たとえ自分が正しいことを言っていたとしても、それによって良い方向には転ばなかった。
およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということをよく心得ておかねばならない。
これをわかっていないと、余計な批判をしてしまうことがあると思う。
人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか。どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。そのほうがよほど得策でもあり、また、面白くもある。そうすれば、同情、寛容、好意も、自ずと生まれ出てくる。
批判する前にまず理解しようとすることがとても大切だと思った。
- 心からほめる
自分は人をほめることがとても苦手。しかし、
人間は、誰でも周囲のものに認められたいと願っている。自分の真価を認めて欲しいのだ。小さいながらも、自分の世界では自分が重要な存在だと感じていたいのだ。見え透いたお世辞は聞きたくないが、心からの賞賛には飢えているのだ。
これを読んで、自分も確かにそういうところがあるし、自分がそうなら他人も同じだろうと思った。自分がして欲しいなら他人にもそれをすることができるようになろうと思った。これを実践するために、相手の長所を見つけること、小さなことでもほめるの2つを実践しようと思った。
上に書いた2つ以外にも人付き合いをするうえで大切なことが書いてあった。全てを意識するのはいきなりは難しいと思うので、とりあえずは、
- 相手を批判する前に理解しようと努める
- 心からほめる
この2つを実践していくようにしようと思う。
この本はいつ読んでも発見がありそうな本なので、時間をおいてから読み返すのがいいかもしれない。